観光案内 近畿地方 奈良
奈良 観光スポット
【奈良公園地区(奈良市)】
●興福寺(奈良市)
東大寺と並ぶ巨刹で、法相宗大本山。木造の塔では日本第二の高さを誇る五重の塔は国宝となっており、猿沢池からみる景観は奈良のシンボルとなっている。
●東大寺(奈良市)
華厳宗大本山東大寺は、奈良時代に聖武天皇の発願により総国分寺として創建された。境内には世界最大の木造建築である大仏殿、お水取り行事の行われる舞台となる。二月堂、日光菩薩立像が並ぶ三月堂、宝物庫としての正倉院などがある。
●春日大社(奈良市)
1300年前、都が平城に移される頃その守護神として建てられたのが始まり。鹿は春日の神の使いとして保護されている。境内の3,000にも及ぶ灯篭に火が入る2月と8月の万灯篭は有名。
【西の京地区(奈良市)】
●唐招提寺(奈良市)
唐の高僧鑑真が創建した唐招提寺は、「天平の甍」と称される雄大な姿の金堂が、創建当時の姿をとどめている。
●薬師寺(奈良市)
680年天武天皇が開創。東塔三重塔(国宝)や再建された朱色鮮やかな金堂に続いて西塔も復興し、東西双塔を備えた壮麗な薬師寺式伽藍配置を誇っている。
●古都奈良の文化財(奈良市)
1998年12月にユネスコの世界文化遺産に登録され、国宝建造物(東大寺、興福寺、春日大社、元興寺、薬師寺、唐招提寺)、特別史跡(平城宮跡)、特別天然記念物(春日山原始林)が含まれる。
【斑鳩地区(斑鳩町)】
●法隆寺地域の仏教建造物(斑鳩町)
1993年12月にユネスコの世界文化遺産に登録された。五重塔・金堂を中心とする西院伽藍と夢殿を中心とした東院伽藍に分けられ、世界最古の木造建築が立ち並ぶ。優れた仏像が多数安置されており、仏教文化の一大宝庫となっている。
●中宮寺(斑鳩町)
聖徳太子の母・穴穂部間人皇后の御所を寺にしたものと伝えられている。本堂に安置された弥勒菩薩判跏思惟像は飛鳥後期の作で、「慈悲の化身」を思わせる姿と表情は有名である。
【飛鳥地区(明日香村)】
●石舞台古墳(明日香村)
蘇我馬子の墓といわれる巨大な古墳。上部の土が失われて、自然石の石積みが現れたところから名づけられた。
【吉野地区(吉野町)】
●吉野山(吉野町)
3万本の桜を誇る吉野山は、歴史と文学の山である。修験道の聖地であり、南朝の史跡や万葉の故地も多く、西行の歌や芭蕉の紀行でも有名。桜は下千本、中千本、上千本、奥千本と麓から山上へ咲き続ける。
【十津川地区(十津川村)】
●谷瀬の吊り橋(十津川村)
長さ297m、高さ54m、鉄線橋では日本一の長さを誇る。橋の中央に近づくにつれ、谷の深さと揺れがどんどん増してくる。